コードバン財布【30アイテム】
おすすめ「CORDOVAN」革ブランド【5選】
コードバン財布の「最新情報」「魅力」をご紹介!
”CORDOVAN(コードバン)”は「馬革」の一種です。ただ、一般的な”馬革(ホースレザー)”とは、「革構造」「特徴」「価値」の
全ての要素がまったく異なるもの。
ゆえに、「ホースレザー(馬革)」と「CORDOVAN(コードバン)」は、それぞれ別の革として扱われています。
ここでは、そんなCORDOVAN(コードバン)仕様の革財布の「最新情報(商品)」「特徴・特性」をご紹介いたします。
※情報満載となっていますので、まずは下記「目次」をご活用ください。
その上で、目的にあった情報をご覧いただければと思います。(「目次」から各情報へとジャンプすることができます。)
コードバン財布(CORDOVAN)とは!?
”CORDOVAN(コードバン)”は、欧州農耕馬の一部分(臀部)から採取される「コードバン層」と呼ばれる皮部位から作られる革素材
です。
近代社会にて、工業化が進む中、”農耕馬”の需要は激減。その結果、「CORDOVAN原皮」の生産も急激に減少することとなりました。
近年では、以前に採取されたCORDOVAN原皮を塩漬け保存したものを少しずつ市場に流している状況。
それゆえに、CORDOVAN原皮の入手が年々困難となっており、必然的に原皮価格の高騰が続いています。
現在、そんなCORDOVANを使用して、仕立てられた「コードバン財布」は高級品と位置付けられることに。
世界的にもステータスのある価値の高い革財布として、高い支持を受け続けています。
コードバン財布の【種類】
CORDOVAN素材には、「見た目の風合い」「機能的な特徴」が異なる種類が存在しています。
”コードバン財布”といってもCORDOVAN種類が異なると、楽しみ方もイメージも全く違ったものとなりますので、財布選びを
する上で、まずは基本的なCORDOVANの種類(4種類)と個性を知っておいていただければと思います。
水染めコードバン(アニリン染めコードバン)
古くから”CORDOVAN”の王道(主役)として位置付けられているのが「水染めコードバン」です。別名「アニリン染めコードバン」
とも呼ばれています。
原皮を鞣し加工した後に、「グリージング仕上げ」と呼ばれる”革表面の研磨加工”が行われます。その後”水染め(アニリン染め)”にて仕上げを施すことによって、水染めコードバンが作られています。
最大の特徴であり、魅力となっているのが「輝かしい艶感」。
表面的な仕上げによる艶ではなく、革自体が研磨されることによるナチュラルな輝かしい艶は、水染めコードバンでしか味わうことのできない
風情となっています。
鏡面のような輝かしい艶を有していることは、反面「繊細さ」を持つことに。
革表面にキズが付いたら、目立ちやすく、”水の付着”に対する弱さ(水シミになりやすい)がデメリットとなります。
■メリット
*他の革財布にはない、輝かしいナチュラルな光沢感。
*高いステータスのあるエグゼクティブな高級感
■デメリット
*革表面にキズが付くと目立ちやすい
*水付着に対して弱い(水シミとなりやすい)
オイルコードバン(シェルコードバン)
”オイルコードバン”は、タナリー(革工場)ごとで、作り方に微妙な違いがありますが。基本的には、CORDOVAN原皮に
天然オイルを多く浸透させることによって、創出されるCORDOVANです。
主にオイルを含んだ染料にて仕上げる「オイル染め」が活用されています。
世界最高峰のCORDOVANに位置づけられている「ホーウィン・シェルコードバン」は、オイルコードバンの代表格となっています。
最大の特徴が新品時から「適度なしなやかさ」があること。
他のCORDOVANは、緻密な繊維構造による「革の硬さ感」が特徴となっており、時間経過とともに、手になじむ(しなやかさが増す)ようになるのですが、オイルコードバンは最初から”適度なしなやかさ”が存在しているのです。
反面、「CORDOVANならではの輝かしい艶」は失われ、天然オイルによるシックな艶感となっています。
■メリット
*新品時から”しなやかさ”があり、使いやすい財布に。
*「シェルコードバン」は最も価値の高いコードバン財布に。
■デメリット
*CORDOVAN最大の魅力となる「輝かしい艶感」が失われることに。
*水付着に対する弱さあり(水シミとなりやすい)
ナチュラルコードバン
”ナチュラルコードバン”は、”水染めコードバン”と併せて、最古から存在するCORDOVAN素材。
原皮をなめし加工を施した後に「染色仕上げ」を行わず、「グレージング仕上げ(磨き加工)」のみで作られてる、
最もシンプルなCORDOVANとなります。
”染色”をしていないので、ナチュラルコードバン財布の色は「ナチュラルカラー」のみです。
最大の特徴が「艶が少なく」「肌色・ベージ色」だったものが時間経過とともに、艶が増し、「飴色」へと変化していく
経年変化(エイジング)の美しさです。
一般的に「コードバン財布の経年変化(エイジング)」と呼ばれているのは、この”ナチュラルコードバン”が対象となっています。
(他のコードバンは、さほど経年変化はありません)
反面、デメリットと言えるのが仕上げ加工を施していないので「水シミが付きやすく」「汚れなども沈着しやすい」こと。
そんなシミや汚れ感も含めて、エイジングとして楽しめる方、以外にはおすすめできないアイテムに。
■メリット
*ナチュラルコードバンならではの「飴色」への美しい経年変化
■デメリット
*革表面に「キズ」「シミ」「汚れ」が沈着しやすいこと
蝋引きコードバン
”蝋引きコードバン”は、英国伝統的な革”ブライドルレザー”と同じ製法(蝋引き仕上げ)によって創出されたCORDOVANです。
王道のCORDOVANとなる”水染めコードバン”に対して、「風情」「機能性」共に相反する特徴を有しています。
革繊維内にたっぷりと浸透した天然蜜蝋などが革表面に白い粉状として噴出した「ブルーム」。
”ブルーム”の存在とともに「シックな風合い」「艶が抑えられマットな風情」「重厚感」なとが特徴となっています。
また、機能的には、他のCORDOVANが「水の付着」に対する脆弱性を持っているのに対して、”蝋引きコードバン”は
天然蜜蝋による弱撥水性を有することに。
水(雨粒)が付着しても、早めにふき取るだけで、水シミとはならずに済みます。
反面、CORDOVANとしてのエグセグティブな価値(華やかな美しさ)が失われています。
■メリット
*「水シミ」となりにくい弱撥水性とキズ・汚れが目立ちにくいアンティーク感
*重厚感のあるシックな佇まい
■デメリット
*CORDOVANならではの、エクケゼクティブな価値・華やかさが消失
コードバン財布の【基本特性と魅力】
前項にてお話したように、CORDOVANは種類によって、風合い・特性が異なっていますが、共通したCORDOVANならではの
特性(構造的など)も存在しています。
1)革繊維密度が高く、同じ方向に繊維が並列
一般的な革は、革繊維がランダムに絡み合っている構造なのですが、CORDOVANの革繊維は同じ方向に並列しています。
ゆえに、革繊維間の隙間が少なく、高密度の革となっているのです。
*革は硬く引き締まっており、高耐久性がある
*単位当たりの重量感がしっかり感じられる革財布に。
*革を極限まで薄く研磨することでき、スリムな革財布が創作可。
2)革表面の「毛羽立ち」は革財布の劣化の証
一般的な革が「二層構造」なのに対して、CORDOVANは「一層構造」となっています。
主たる革繊維が露出している構造のため、使用していくうちに、表面の革繊維が切れて、”毛羽立ち”が表れてくることに。
”毛羽立ち”は専用クリームなどを使用することで解消することができますが、お手入れをしても”毛羽立ち”がなくならなくなったとき
は、財布の買い替え時(目安)となります。
3)最初は財布の開閉に固さがあるものの後に適度な固さに
種類によって、程度差はありますか、コードバン財布は新品時に開閉の固さ感が感じられます。
ただ、使用していく中、半年ほど経過すると、その人に適した(使い方に応じた)”固さ感”へと変化していきます。
使い手の特性(使い方)に合わせて、育まれていくのがコードバン財布の魅力となっています。
【最新情報】人気のCORDOVAN「ブランド別」のおすすめ財布
”CORDOVAN”は年々原皮仕入れの難易度が高まっている革素材。”革の質”も入手する年によって変化しています。
ゆえに、一般的(SNS・WEB情報など)に「コードバン財布を創作している(取り扱っている)革ブランド」として、
知名度があったとしても、現在、上質なコードバン財布が作られているとは限らないのです。
※例えば「ワイルドスワンズ」のように、今は、上質なコードバン財布を安定供給出来ていないブランドも少なくありません。
そこで、ここでは現時点で「上質なコードバン財布を創作・提供している人気の革ブラント・革工房の厳選【5選】」を
ご紹介したいと思います。
選出の基準としたのが下記3要素です。
*現在の販売実績(販売数)が多いこと、もしくは、伸びていること(人気+安定供給)
*「コードバン財布」を主要な商品ラインナップとしていること(コードバン商品を重視)
*「CORDOVANの品質」「コードバンを良く知る手慣れた革職人」を重視していること
ココマイスター(COCOMEISTER)
現在、コードバン財布にて、「販売実績(人気)」「商品ラインナップ数」共に最上位に位置付けられることから、
おすすめのコードバン財布ブランドと言えるのが「ココマイスター(COCOMEISTER)」です。
現時点で下記3種類のコードバン財布シリーズが揃っています。
●シェルコードバン・シリーズ
●コードバン・クラシックシリーズ
●マイスターコードバン・シリーズ
いずれも、高い人気を得ており、中でも「シェルコードバン・シリーズ」「マイスターコードバン・シリーズ」は
希少性も高く、商品入荷とともに即完売となることも。
入手困難なことが課題となっています。
効率的に商品を入手するためには、対象商品ページに記載されている「再入荷お知らせメール(無料)」に登録しておく
ことがポイントとなっています。
個性の異なる”コードバン財布”が揃っていますので、自分好みの一品を見つけやすいのでは思います。
ガンゾ(GANZO)
ガンゾ(GANZO)は創業100年以上となる老舗皮革製造会社「株式会社AJIOKA」が”1999年”に立ち上げた革ブランドです。
高級ラインを取りそろえる、ハイエンド革ブランドとして”コードバン財布”は確固たる知名度を確保しています。
ただ、現在コードバン財布のラインナップ数は少ないことから、「コードバン財布ブランド」としての魅力にやや劣るものと
感じています。
現時点で下記2種類のコードバン財布シリーズが存在しています。
●コードバン・シリーズ
●SHELL CORDOVAN 2・シリーズ
いずれも、丁寧な作りで本物志向の革財布としての価値は高いものに。
共通して、内装に大き目の「ブランド・ロゴマーク」が刻印されている点は、好みが大きく分かれるポイントと
なっています。
キプリス(CYPRIS)
1994年にモルフォ社によって立ち上げられた日本革ブランドが「キプリス(CYPRIS)」です。
「一生愛せる、本質的価値のあるものづくり」
をコンセプトに、日本のモノづくり「MADE IN JAPAN」の技術を生かした革財布
・革小物を創出しています。
キプリス(CYPRIS)の特徴であり、魅力となるのが、革財布への探求心と豊富な商品ラインナップ。
CORDOVANを使用した革財布ラインナップも、毎年変化。CORDOVAN原皮の品質や入手状況などに合わせて、常に
新しい魅力のあるアイテムが創出されています。
現在、キプリスのコードバン仕様シリーズにて、他には無い、キプリスならではのオリジナリティーが
魅力となっているのが下記3シリーズです。
●オイルシェルコードバン&ヴァケッタレザー
●新コードバン&ベジタブルタンニンレザー
●オイルシェルコードバン&シラサギレザー
無二(MUNI)
CORDOVANに情熱を注ぐ、革職人・宮崎氏が石川県金沢市郊外に工房を構え、2015年に立ち上げた日本革ブランドが「無二(MUNI)」です。
現在は、革工房を東京都台東区に移転。年々その存在感が増してきています。
ひとりの革職人が創作を手掛けているため、販売数自体は多くはありませんが、主役を「コードバン」とした、CORDOVAN専門革
ブランドとして、評価を高めています。(おすすめPOINT!)
CORDOVAMを知り尽くした革職人(宮崎氏)が細部にわたる”こだわり”を込めたコードバン財布は、機能性とシンプルな美しさを
兼ね備えたアイテムに。
チマブエ(CIMABUE graceful)
”チマブエ(CIMABUE graceful)”は日本の伝統的な革技術(縫製)にこだわりを持った革ブランドです。
小中規模の革工房ながら、コードバン財布の厳選ブランドとしてピックアップしたのが、「国産」へのこだわり
が形となった貴重なCORDOVAN財布が創作されているから。
外装には、”水染め(アニリン染め)CORDOVAN”としては世界最高峰と言える「レーデルオガワ(日本)」の
アニリン染め(水染め)CORDOVANを使用。
内装には、数少ない世界に通用するブランド革となりつつある「栃木レザー(ベジタブルタンニンレザー)」を使用した
、”ALL JAPAN MADE”のコードバン財布が注目されています。
「年代別」のおすすめCORDOVAN財布
「年代」によって、ライフスタイルや価値観が変化。仕事上の立場なども変わることから、”財布”に求める要素などにも
違いが生じてくるものです。
ライフスタイルなどは、年齢に関わらず、個人差もありますので、あくまでも一般的な目安(平均値)となりますが、
ここでは”年代別”のコードバン財布のおすすめPOINTをご紹介したいと思います。
「20代」におすすめ
「20代の男性」の場合、CORDOVAN仕様の革財布を始めて使用するというケースが少なくないかと思います。
そういう意味で、やはり、おすすめとなるのは王道のCORDOVANとなる「水染め(アニリン染め)仕様のコードバン財布」です。
繊細さがありますので、多少「丁寧に取り扱いたい」といった心配りは必要となりますが、CORDOVANならではの魅力となる
「輝かしい艶感」を知っていただくとともに、楽しんでもらえればと思います。
コードバン財布が好きになる多くの方が「水染めコードバン」が最初のきっかけに。
また、20代男性の場合、キャッシュレス志向の方も少なくないかと思われますので、デザイン的には「二つ折り財布」が人気の中心と
なっています。
●マイスターコードバン・ラスティング
●デザイン:二つ折り財布
●素材:【表】水染めコードバン【内】イタリアオイルレザー
●色彩:ブラック、ボルドーワイン、グリーン、ブルー
「30代」におすすめ
「30代男性」にとって、ビジネスシーンに適する財布であることが大切なポイントとなっています。(一般的な傾向として)
そこで、30代男性へのおすすめPOINTとなるのが
*スーツスタイルに適したスリムデザインの長財布であること
*若さ・躍動感を感じさせてくれる「水染めコードバン」の美しい艶感
です。
スタイリッシュな印象を感じさせてくれる”スリムデザインの水染めコードバン長財布”がおすすめに。
●マイスターコードバン・ハイフライヤー
●デザイン:長財布
●素材:【表】水染めコードバン【内】イタリアオイルレザー
●色彩:ブラック、ボルドーワイン、グリーン、ブルー
「40代」におすすめ
「40代男性」ともなると、”財布の収納力”を重視する方が増える傾向にあります。
ポケットインするよりも、カバンの中に財布を入れて持ち歩きたいと考える方も増加傾向に。
そこで、おすすめとなるのが「ラウンドファスナーデザインの長財布」です。
近年では、”ラージサイズのラウンドファスナー長財布”が登場、「スマホ」や「パスポート」など一緒に収納できる
多機能性が人気となっています。
40台男性ともなると仕事上、責任のある立場に。「革の品質」「価値」にこだわることも大切なポイントとなるものと考えます。
総合的に考えると、最高峰のCORDOVANに位置付けられている「シェルコードバン仕様のラウンドファスナー財布」がおすすめの一品と
なります。
●シェルコードバン・アーチデューク
●デザイン:ラウンドファスナー長財布
●素材:【表】シェルコードバン【内】シェルコードバン
●色彩:ブラック、ボルドーワイン、ネイビー、ウィスキー
「50代」におすすめ
「50代男性」の場合、大人の男性としての遊び心も大切にしたい要素。「個性・オリジナリティー」
を重要視したいものです。
そういう意味で、「重厚感」「クラシックな高級感」といったオリジナリティー溢れる革風情を持った
「蝋引きコードバン仕様の革財布」などがおすすめに。
”蝋引きコードバン財布”は一般市場にほとんど流通していない、とても希少なアイテムですので、
他人とかぶらないオリジナリティーのある財布となります。
●コードバンクラシック・シャーラック
●デザイン:長財布
●素材:【表】蝋引きコードバン【内】アマンデルレザー
●色彩:クラシックブラック、クラシックボルドー
失敗しないためのコードバン財布の【選び方】
コードバン仕様の革財布は、高価なアイテム。初めて、コードバン財布を購入しようと考えている方にとって、「どんなコードバン財布を
選べばよいのか?」は悩みのポイントですよね。
ここでは、失敗しないためのコードバン財布の選び方(3要素)をご紹介したいと思います。
「革の品質」にて【評判】の高い革ブランドを選ぶ
まず最初に覚えておいてほしいことがあります。それが
*CORDOVAN財布は高級品&希少なアイテムのため、一般市場に「偽物」「粗悪品」が多数流通している
ということです。
本来なら、革製品に使用できないような粗悪なCORDOVAN部位を使用していたり、そもそもCORDOVANではない原皮(普通の馬革、牛革など)
を”コードバン風”に似せて作られた財布など様々なアイテムが流通しているのです。
最近では、なかなか見分けがつかない巧妙な偽物・まがい物アイテムも存在しています。
そんな「偽物・粗悪品」を手にしてしまわないための対策となるのが
こと。
様々な物品を取り扱っている量販店(ショッピングモールなど)は避け。正規のCORDOVAN原皮輸入ルートを有している
革ブランドから購入するようにすることがとても大切なポイントとなります。
「仕立ての技術」にて【評価】の高い革ブランドを選ぶ
”CORDOVAN”は他の革素材とは異なる個性的な革構造を持った革。それゆえに、CORDOVANの知識と仕立て経験が
豊富であることが商品(財布)の品質を左右することとなります。
ゆえに、仕上がりの悪いコードバン財布を手にしてしまわないための対策となるのが
*「仕立ての技術」にて【評価】の高い革ブランドを選ぶ
ということです。
「大量生産」ではなく、品質重視(高い技術の革職人仕立て)の「革職人仕立て」にこだわりを持っている革ブランド
のアイテムを選ぶようにしましょう。
日本製(国産)の財布を選ぶ
前項(仕立ての技術にて【評価】の高い革ブランドを選ぶ)と重なる要素となりますが。
ことも重視しておくと良いポイントとなります。
もちろん、海外ブランドのコードバン財布にも高品質なアイテムが多々存在しています。
ただ、CORDOVANの仕立てに関しては、世界的に見ても「日本の革職人」が最上位に位置づけられる存在。
それは、日本がCORDOVAN素材の希少な生産国のひとつであり、他国と比較して日本の革職人はCORDOVANを手掛ける機会が多いのです。
仕立て技術の良しあしは、豊富な経験の有無が最重要な要素となるもの。
そういう意味で、「日本の革職人が仕立てているコードバン財布(日本製)」を選んだ方が、間違いが少ないと
言えるのです。
コードバン財布の【お手入れ】【修繕】
”コードバン財布”に限らず、革財布に共通の話として、日々革財布を使い続けている状況であれば、ほとんど日常的な”お手入れ”
は不要と考えています。
ただ、「水シミ」「毛羽立ち」「艶の喪失」「ファスナーの動作不良」など長年使用する中で生じた不具合・損傷に対する
「お手入れ」「修繕」は必要となります。
CORDOVANは、特殊な革構造を有する革。
一般的な革財布のお手入れ方法を基本に、コードバン財布ならではの”お手入れ・修繕”ポイントも含めた情報を
下記記事内にて記しています。
コードバン財布の【エイジング】【育て方】
”コードバン財布”に関して、「エイジング」「経年変化」の
イメージを持っている方も少なくないかと思います。
CORDOVANは耐久性が高いため、末永く愛用していくことが可能。それゆえに、基本的には”艶が増し””アンティークな風情”を
楽しむことができます。
ただ、本格的な「エイジング(経年変化)」が楽しめるのは、「ナチュラルコードバン」と「オイルコードバン」。
「水染めコードバン」「蝋引きコードバン」はエイジング(経年変化)とは、別の楽しみ方のある革財布となります。
貴重な女性用(レディース)コードバン財布
数年前までは、「コードバン財布」はメンズ財布のみ。CORDOVANの革風情は、女性には不向き(好まれない)なものと考えられていました。
しかし近年、今までにないような「鮮やかな色」「可愛らしい色」に染めたCORDOVAN素材を創作するなど、新しいチャレンジが促進。
女性用(レディース)のコードバン財布が登場するようになりました。
もちろん、まだまだレアアイテムではありますが、貴重なレディース・コードバン財布情報を下記記事にてご紹介。
ご参照いただければと思います。
人気のコードバン財布COLLOR(色)
近年、コードバン財布の定番カラー(黒、ブラウン)だけでなく、各革ブランド
ごとに、新しい色彩に染められたコードバン・アイテムが登場。
「財布デザイン」だけでなく、「色彩」にもラインナップが増えています。
定番カラーも含めて、今のコードバン財布COLORの人気傾向をご紹介。
まとめ
CORDOVAN原皮は年々値上がり傾向にて推移。必然的に「コードバン仕様の革財布」もほぼ毎年価格改定(値上がり)
が続いています。
”値下げ”されることはなく、”SALE”対象ともならないのが、コードバン財布なのです。
ゆえに「コードバン財布」が欲しいと思ったら、「今購入」することが最もお買い得となるということ。
お気に入りの一品と出逢ったときには、即購入がおすすめです。